第5弾開発始まる わかやまポンチ
和歌山の果物について学ぶ児童
和歌山大学付属小学校(和歌山市吹上、舩越勝校長)の児童が提案する「わかやまポンチ」をファミリーマートで販売するプロジェクトの第5弾が12日、始動した。ことしは4年C組の29人がスイーツ開発に挑戦する。
「わかやまポンチ」とは、県、全国に県産果物の認知度向上を目指す「全国わかやまポンチ協会」(田上義人総裁)が、県産梅の甘露煮やシロップ漬けを使用するなどの基準を設けて認定するご当地スイーツ。
この日は県食品流通課、㈱ファミリーマートの職員らが訪れ、特別授業。同課の大石崇さんと鈴木雅之さんは、クイズ形式で県産果物の知識やプロジェクトの趣旨を説明。その後、ファミリーマートのスイーツを製造する㈱デザートランドの深瀬哲也さんが、商品が工場から店に並ぶまでの流通について教えた。
市埜龍成君(9)は「いろんな和歌山のフルーツを使ったスイーツにして、みんなに和歌山のフルーツを知ってもらいたい」と笑顔。授業の中で、大石さんは「きょう勉強して学んだ知識も踏まえて、おいしいスイーツを考えてくださいね」と呼び掛けた。
今後、試作コンペや完成品の試食を重ね、10月下旬には関西、中国・四国地方のファミリーマートで売り出す予定。
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