特大の茶碗で一服 大福茶会
顔がすっぽり隠れる大茶わんで堪能
直径約40㌢の大茶わんで抹茶を振る舞う和歌山文化協会茶道部(永岡一惠部長)主催の「大福茶会」が15日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれた。
ことしで15回目となる恒例の催し。子どもから高校生、一般まで幅広い年代の230人が味わった。部員たちが大きな茶せんや茶しゃくを用いてお点前を披露。顔がすっぽり隠れるほどの大茶わんが運ばれると、訪れた人も思わず笑顔に。和やかな雰囲気の中、「福」「寿」などの文字が刻まれた大茶わんを抱えて一服を堪能していた。
永岡部長は「会員皆、真心を込めて出しています。大きな茶わんで大きな福を呼び込んでもらえれば」と話し、同市元寺町の幡井留実さん(55)は「毎年参加しているので、この大きさにも慣れました。よく練られたお茶で大変おいしくいただきました」と満足そうだった。
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