保護者がつながる交流カフェ 根来小
会話を楽しむ保護者ら
保護者らが子どもの成長に関する悩みを話し合うなどして交流を深める「ねごろカフェ」が16日、岩出市立根来小学校(岡本公博校長)で開かれた。
学校、地域、家庭の3者が連携し、子どもの成長を支援する県教委の「きのくに共育コミュニティ」の一環。同校では保護者間のつながりを広げるとともに、地域交流の場となる学校づくりに取り組むため、ことし1月から月1回、学校を拠点にねごろカフェを開いている。
この日は保護者をはじめ、近くの山崎北小の保護者ら合わせて9人が参加。お茶やお菓子を楽しみながら、何気ない会話をはじめ、子どものしつけ方や成長の不安についてまで話し合った。
初回の参加者は3人だったが、最近では10人ほど参加するようになっている。同校を卒業した子どもを持つ、山本照代さん(54)は「不安は大きくなっていく。カフェを通して少しでも不安を軽くし、笑顔で子どもに向き合うことが大切。色んなお母さんの声を聞いて、子育てに生かしてくれたら」と話す。
根来地域共育コミュニティ本部のコーディネーター、富永茂郎さん(73)は「平生は道で会ってあいさつする程度の交流だったかもしれない。これからお母さんの新しいコミュニティーができればいいですね」と話していた。
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