「家読」にぴったりな200冊 市教委が本リスト


作成したブックリスト

 紀の川市教育委員会などは、家族そろって家庭で読書をする「家読(いえどく)」に適した本200冊を紹介するブックリスト『心を潤すこの一冊 大人と子どもの心をつなぐおすすめ200選』を初めて作った。1万部作成し、市内の保育所、幼稚園、小学校、中学校に配り、検診を受けた乳児にも配布する。掲載されている本は打田図書館で借りることができる。

 市教委学校教育課によると、 掲載している本は幼児から中学生までの子どもや保護者が推薦したり、 同課が各学校のPTAを対象に行ったアンケートで推薦する人が多かった作品。

 本の種類は保護者が子どもと一緒に読める作品、 子育てに役立つ作品などさまざまで、 1冊1冊に推薦者のメッセージや感想が添えられている。

 小学校低学年が薦める本、 保護者が薦める本など、 推薦者の年代別に色分けして掲載しているため、 探しやすくなっている。

 全面カラー80㌻。 同課では 「この一冊が子どもの理解や虐待防止などにつながれば」と話している。

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