手配犯の情報呼び掛け 県警が啓発
11月の指名手配被疑者捜査強化月間に合わせ県警刑事企画課と和歌山市の3署は6日、市内で啓発活動と宿泊施設一斉捜査を行った。
南海和歌山市駅前では、同課職員と和歌山西署員が、重要指名手配犯を掲載した立て看板と逃走犯写真入り啓発ティッシュ配付で、通勤通学の通行人に情報提供を呼び掛けた。
県内では、平成11年に新宮市内で発生した暴力団元組長代行射殺事件の関係者として指名手配されていた上田英昭被告(53)=殺人罪で起訴=が、ことし7月23日に、愛知県内での目撃情報を基に発見され、発生から14年10カ月後に逮捕されるなど、情報提供が事件解決につながる大きな手掛かりになっている。
同課によると、今月5日現在、全国で指名手配されているのは1058人。そのうち県内は10人(写真非公開)の行方を追っているという。
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