手話で交流 野崎小とくじら作業所
和歌山市立野崎小学校(同市野崎、小谷雅之校長)は14日、くじら福祉会「くじら共同作業所」(同市六十谷、白藤令所長)との交流会「心をつなごう集会」を開き、作業所で使う電子はかりとステンレスボールをプレゼントしたり、手話で歌を歌ったりして交流を深めた。
同校では、集めたアルミ缶やプルタブを車いすなど必要な物品に換えて、毎年贈っている。
交流会では、児童を代表して児童会の上田敦貴君(11)が「料理を作るのに使ってください」とあいさつし、プレゼントを手渡した。その後、アニメソング「さんぽ」を手話で歌った。
また、同作業所からはオリジナル曲「空飛ぶくじら」の歌の手話を伝授。児童と一緒に手話で歌った。
6年2組の清水羅如亜さん(12)は「来年は卒業なのでことしで最後。寂しいけど、今まで手話ができて楽しかった」、小谷校長(57)は「外部から人を招くことは、自分の気持ちを伝えたり、人の気持ちを理解したりする機会にもなる。人とのコミュニケーションの楽しさを学んでもらえれば」と話していた。
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