第69回「県展」始まる 近代美術館と県文
第69回県美術展覧会「県展」が、19日、和歌山市の県立近代美術館と県民文化会館で始まった。23日までは近代美術館で日本画と書、工芸作品を、県民文化会館で華道作品を紹介している。
ことしは洋画、日本画、書、写真、工芸、彫塑、華道の7部門に500点の応募があり、会期中には入賞入選作249点が展示される。
初日に近代美術館で行われた式典で、県企画政策局の山本等士局長が「初の取り組みとして、小中学生を対象にした『ジュニア県展』も12月2日に始まります。この県展との相乗効果を生んでいきたい」、県美術家協会の清水達三会長は「70回を迎える来年に向けて大きな勉強をしたい。皆さまにも、ますますのご協力をお願いします」とあいさつ。詰め掛けた大勢の美術ファンが優れた作品を鑑賞した。
「洋画・写真・彫塑」は同館で25日~29日。過去の受賞者によるマスターズ展は23日までと、25日~29日、県民文化会館で。午前9時半~午後5時。会期中は審査員による作品解説(ギャラリートーク)を開催。表彰式は21日に近代美術館で行われる。
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