火葬受け入れを縮小 配線故障で和市斎場
和歌山市は15日、同市南出島の市斎場で、13炉ある火葬炉のうち3炉がトラブル発生のため使用できなくなり、当面、一日あたりの火葬件数を縮小して業務を行うと発表した。年内をめどに復旧を進めている。
市保険総務課によると、トラブルは今月11日午後2時10分ごろに発生。13炉の中央監視盤4系統のうち1系統(3炉)の配線がショートし、炉が停止した。原因はまだ分かっていない。
火葬炉は通常、一日に2回まで使用。今後は、1炉を予備のために停止することから、9炉で一日18件を受け入れるとしている。一日あたりの火葬件数は13件程度だが、昨年12月には最高で一日19件の火葬を行ったこともあったという。
同課は「市民の方への影響はないと考えているが、もし、許容を超えた場合は、喪主や遺族の方の理解を得て葬儀翌日の火葬にしていただくことになる」と話している。
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