大阪場所に意気込み 郷土の親方が知事訪問
大相撲の三月場所(大阪場所)が13日から大阪府立体育会館で開かれるのを前に、県出身の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)、岩友親方(元幕内・木村山)の2人が2月29日、県庁の仁坂吉伸知事を表敬訪問し、同場所に臨む意気込みを話した。
春日野親方は海南市(旧下津町)出身。現役時代は殊勲賞2回、敢闘賞3回、技能賞1回を受賞し、引退後の平成15年に春日野部屋を継承した。岩友親方は御坊市出身で、前頭7枚目を最高位に26年一月場所後に引退し、春日野部屋付きの親方となった。大阪場所前の恒例となっている知事訪問で、今回は春日野部屋和歌山後援会会長の尾崎要二県議、宮下和己県教育長らが同席した。
春日野親方は相撲界の現状について、堅実な戦い方をする力士が増えたことを話し、部屋での稽古や取り組みなどを伝えた上で、「部屋の力士一丸となって勝利し、成績を残してきたい」と意気込みを話した。
仁坂知事は、和歌山出身の両親方の活躍をたたえ、大阪場所での健闘に期待を寄せた。
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