目指せ五輪 ゴールデンキッズ39人を認定
運動能力が優秀な児童を県が認定して育成するゴールデンキッズの認定証交付式が9日、和歌山市小松原通の県民文化会館で開かれ、10期生(新4年生=男子21人、女子11人)と追加認定の9期生(新5年生=男子5人、女子2人)の計39人が認定された。
10期生が418人、9期生が202人の応募の中から選ばれた。昨年の10月と11月に2段階の運動能力審査が行われた。認定された児童らは今後、小学校を卒業するまで、主に月3回程度の合同トレーニングや夏にはスポーツキャンプなどを行い、運動能力を高めていく。修了生の主な活躍は、1~4期生が野球、セーリング、テニス、フェンシングで国際大会に出場するなど、成果が出ている。
認定証交付式には仁坂吉伸知事が出席し、激励や県内のスポーツ振興への取り組みを紹介するなどした。担当の県教委スポーツ課の岡田明彦班長(50)は「今後、児童らの育成強化により、東京オリンピックに出場できる選手を輩出したい」と話していた。
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