金箔の桜吹雪舞う 中野BC新梅酒発売へ
海南市藤白の酒造会社「中野BC」(中野幸治代表取締役社長)は16日から、梅酒に金箔を入れたプレミアム梅酒「中野梅酒 金吹雪Gold Version」を全国の量販店をはじめ、同社売店「長久庵」やオンラインショップで販売する。
訪日外国人が増加傾向であることからインバウンド需要を見込んで発売。長期熟成することで海外好みの芳醇な梅酒に仕上げた。グラスに注ぐと金箔が桜吹雪のように舞い、華やかな商品となっている。
大粒の県ブランド品種「南高梅」の2Lサイズのみを使用し、通常より6カ月長く熟成したもの。完熟梅のフルーティーさと合わせて、濃厚で重みのある味わいという。
商品ラベルと化粧箱にもこだわり、金色を基調に日本伝統文化「歌舞伎」の隈取(くまど)り、梅の花、金箔を描き、豪華絢爛(けんらん)な仕上がりとなっている。
海外にPRするため、関西エリアの観光地の土産物店や、国際空港の免税店をメーンに販売を展開。商品とともに英語、中国語表記のポップを設けて販促していくという。また、海外だけではなく、国内でも贈答やハレの日の需要を狙い、酒販店だけではなく全国の百貨店などでの取り扱いも目指す。
価格は720㍉㍑1本3240円(税込み)。アルコール度数は14度。問い合わせは同社(℡073・482・1234)へ。
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