高校生が元気に販売 市高デパート大盛況
和歌山市立和歌山高校(同市六十谷、山本昌之校長)で19日、毎年恒例の「市高デパート」が開かれ、校内はたくさんの店舗と来場者でにぎわった。
20日まで。40回目となる今回は47店舗が出店し、人気の商品や2日間限定の商品など1000種類が販売された。
開店に先立ち生徒デパート委員会の委員長、3年の和田勝海君が「40回目を迎え、感謝の気持ちで精いっぱいやりたい」と意気込み、原一起同市教育長は「この日まで準備してきた生徒が元気に頑張るので、お客さまにはたくさん買ってもらえたら」とあいさつした。
開店するとそれまで降っていた雨がやみ、人気商品のサケやハクサイなどに来場者が殺到。会場は生徒と買い物客の声で一気ににぎわった。また、近隣の有功東小学校の5年生も出店し、自分たちで育てたサツマイモで作った芋ようかんを販売した。
来場した同市の男性(77)は「サケや黒豆などが安く買えるので、毎年来ている。楽しみにしているので、こうして長く続けてくれるのはありがたい」と話した。
午前9時半から午後0時半まで。
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