京奈和新区間を公開 阪和道と直結効果期待
京奈和自動車道の岩出根来インターチェンジ(IC)―和歌山ジャンクション(JCT)間が18日に開通するのを前に、国土交通省和歌山河川国道事務所は10日、同区間の内覧会を開いた。
同区間は延長6・5㌔。18日午後4時に開通し、和歌山JCTで阪和自動車道と直結する。京奈和道は通行無料だが、同JCT接続により上下線とも阪和道を通るため、岩出根来ICに料金所が設けられる。
内覧会では、岩出根来IC、地上からの路面高が約100㍍に達する雄ノ山高架橋、阪和道との接続地点の3カ所で同事務所の担当者が概要を説明した。
同区間では、路線名や路線番号を案内板に表記する「ナンバリング」が近畿地方で初めて導入され、同事務所の中尾勝副所長は「海外では当たり前になっており、増加する訪日外国人の方が見やすいように配慮した」と説明した。ナンバリングは今後、他区間でも導入を進めていく。
中尾副所長は同区間の開通効果について、阪和道との直結を挙げ「(どこにもつながっていない)ミッシングリンクが解消されるのは大きい」と話した。
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