「公平中正」胸に誓い 県警察学校で入校式
和歌山市木ノ本の県警察学校で7日、入校式が行われ、116人が警察官や一般職員として新たな一歩を踏み出した。
新入校生は、初任科第143期生(短期課程)51人、初任科第144期生(長期課程)45人、初任科第38期の一般職員20人。全入校生のうち、女性は35人。別室では保護者ら176人が式の様子を見守った。
式では、宮沢忠孝本部長が辞令を交付し、訓示で「組織力を発揮して県民の平穏な生活を守るためには、厳正な規律が必要。使命の重さを自覚し、強さと優しさを身に付けてほしい」と入校生に呼び掛けた。
短期課程の高宮雄さん(22)が「公平中正に警察職務の執行にあたることを誓います」と宣誓。高宮さんは式典後、「中学生の頃から人の役に立ちたいと思っていました。まだ未熟ですが、訓練を通じて県民の安心・安全を守れるようになりたい」と話した。
入校生らは今後、刑法や行政法などの法学や逮捕術などの実務を学ぶ。
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