友ケ島灯台21日に公開 貴重なレンズ展示も
和歌山海上保安部は21日午前10時から午後3時まで、和歌山県和歌山市加太の友ケ島灯台を一般公開する。荒天中止。
同灯台は、英国人のリチャード・ヘンリー・ブラントンが設計し、明治5年(1872)に造られた日本で8番目の洋式灯台。高さ12㍍、直径4・5㍍の石造りの円柱形、海面から60㍍の高さにあり、日本標準時子午線のほぼ真上に位置している。
当日は、普段見ることができない内部を見学でき、灯台参観オリジナル記念証をもらえる。灯台前では海上保安庁の制服を着て記念撮影もできる。
明治5年から昭和27年まで実際に同灯台で使用していた3等不動レンズ、市江埼灯台(兵庫県淡路市)で使用していた4等閃光レンズと回転装置などの貴重な展示もある。
問い合わせは和歌山海上保安部交通課(℡073・402・5852)。
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