42年間ごくろうさん 巡視船「なんりゆう」解役式
献酒で42年間をねぎらった
海南市の海南海上保安所で26日、 巡視船 「なんりゆう」 の解役式が行われた。
宮島照仁署長が 「消防船としてのみならず海上保安業務の遂行にまい進し、地元の期待に応えてくれた『なんりゆう』 に深甚なる感謝と敬意をはらいます」 と式辞。 和歌山海上保安部の谷延京一部長があいさつした後、岩本雄二船長が国旗と海上保安庁の庁旗を返納し、 献酒で42年間をねぎらった。
「なんりゆう」 は昭和46年、 同署 (当時の下津海上保安暑) に就役。 警備救助業務に従事し、 海難出動376件、 救助35隻・82人の実績を残した。
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