おのみなと幼稚園で初釜
茶席を体験する園児たち
日本の伝統文化に触れてもらおうと、 和歌山市道場町の私立おのみなと幼稚園 (田村歓彰園長) は12、 13の両日、 同園の敷地内にある海善寺の本堂で新年恒例の初釜を開催。 園児360人が茶席の静かな雰囲気を味わった。
ことしで15回目。 同園の濱野和子教頭 (59) が講師になり、 園児たちに茶の飲み方やお辞儀の仕方など表千家流の作法を指導した。
12日は年長と年中児が体験。 園児らは背筋を伸ばし、 目の前に菓子や茶が運ばれてくると両手をついてゆっくりとお辞儀し、 茶を飲み干した。
ゆりぐみの井上心月ちゃん (5) は「お茶はちょっと苦かったけど、 楽しかった」とにっこり。 濱野教頭は「日本の伝統文化など、 いろいろな体験をする機会をつくることで、 子どもたちの豊かな心を育てたい」と話していた。
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