1年生に黄色いワッペン 生保4社が寄贈
明治安田生命、みずほフィナンシャルグループ、損害保険ジャパン日本興亜、第一生命による、新小学1年生の交通事故防止を啓発する「黄色いワッペン」贈呈式が5日、和歌山県の和歌山市役所で行われた。
子どもが交通安全に関心を持ち、保護者やドライバーに注意を喚起しようと4社が全国で実施している事業。ことし54回目を迎え、和歌山市内の小学校と義務教育学校の新入児童約3000人にワッペンが贈られる。
式では㈱みずほ銀行和歌山支店の正岡満副支店長が原一起市教育長に目録を贈った。明治安田生命保険相互会社和歌山支社の川腰藤雄支社長は「新1年生の皆さんにはワッペンを付けて事故に遭わないよう元気に通ってほしい」とあいさつ。原教育長は「子どもたちに青信号や横断歩道でも気を付ける意識を持ってもらい、大人も一緒に交通安全を支えていきたい」と話した。
市内の1年生を代表して、市立浜宮小学校新1年生の和泉袴太郎君(6)と岩﨑莉央さん(6)に、正岡副支店長と川腰支社長がワッペンを付けた。
和泉君は「学校が始まったら、遅刻しないようにしたい」、岩﨑さんは「家から学校まではいっぱい歩くので、ルールを守って歩きたい」と交通意識を高めた様子だった。
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