春の交通安全運動スタート 県庁前で出発式
和歌山県と交通事故をなくする県民運動推進協議会は6日、春の全国交通安全運動啓発出発式を和歌山市の県庁正面玄関前広場で行い、交通関連のボランティアら約250人が見守る中、白バイや広報車が市内へと出発した。
仁坂吉伸知事は、県の交通死亡事故に占める飲酒運転の割合が全国ワースト1位だった約10年前、翌年に県民運動を展開し、ゼロになったことを説明。昨年再びワースト1位になったことから、根絶に向けた新たな県民運動の展開を示唆し「もう一度皆さんと一緒に県民運動をやっていきたい」とあいさつした。
仁坂知事に対し、市立砂山小学校新1年生の児童が大きな声で「交通安全のお約束」を宣誓。知事から交通安全教材が贈呈された。
運動期間は15日までの10日間で、初日の6日は県内各地で特別ゲストを招いた交通安全イベントなどを実施。期間中は飲酒運転の根絶や高齢運転者の交通事故防止などを中心に呼び掛ける。
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