マナーアップ呼び掛け 中学生が街頭啓発
和歌山県警は16日、児童・生徒がマナー向上を呼び掛ける「きのくに・さわやかマナーアップキャンペーン」を開始した。27日まで。
和歌山市内では初日、紀之川、城東、有功中学校の生徒や教員、少年補導員、学生サポーターら約50人がJR和歌山駅西口前で啓発した。
歩きスマホや電車内の通話、ごみのポイ捨てなどあらゆるマナー違反の改善を目的に春と秋に実施しており、主な対象となる学生の帰宅時間に合わせて、通行人や駅利用者らに呼び掛けた。
各校の生徒はポケットティッシュとマスクの啓発物品を配布し、「マナーアップにご協力お願いします」と元気に声掛け。奈良から来た西浦育美さん(58)は「私の地元では見ない活動。中学生の呼び掛けは活気があっていいですね」と受け取っていた。
紀之川中の浦西ひなのさん(14)は「普段電車内で大声でしゃべる人などを目にしますが、これを機にマナー向上に目を向けてもらいたい」と話していた。
キャンペーン期間中は県内のJR西日本と南海電鉄の18駅で小中高20校の児童・生徒が啓発を行う。
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