古川がアジア王者 アーチェリー混合リカーブ
第18回アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ)は27日、アーチェリー混合リカーブの決勝が行われ、2012年ロンドン五輪個人銀メダリストで近畿大学職員の古川高晴選手(34)が、杉本智美選手(23)=ミキハウス=とのペアで金メダルに輝いた。
アジア大会では今大会が初採用の種目で、五輪では2年後の東京大会での実施が決まっている。競技は、70㍍先の的を目掛けて1セットにペアがそれぞれ2本の矢を放つ。
日本の決勝の相手は北朝鮮のカン・ウンジュとパク・ヨンウォン。先攻の第1セット。1射目の杉本選手が真ん中を射抜いて10点満点とし、日本ペアは勢いに乗った。古川選手は全6射の中で5連続で10点を決め、最短の3セットで6―0と快勝した。
古川選手は6月、岩出市内で開かれた激励会でアジア大会でのメダル獲得に意欲を見せていた。同種目の初代アジア王者となり、東京五輪でのメダル獲得に期待が高まる。
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