地域医療に貢献を 和歌山看護学校で卒業式
和歌山県病院協会立和歌山看護専門学校(和歌山市西庄、上野雄二校長)で5日、卒業式が行われ、3年課程の26期生37人(男4人、女33人)が在校生や保護者、来賓らが見守る中、巣立ちを迎えた。
式では卒業生一人ひとりの名前が呼ばれ、上野校長が卒業生に卒業証書と専門士称号書を授与し、「頑張ったね」と力強い握手で祝福した。学校長賞には山本楓さんが選出され、皆勤賞は芝海杜さん、出口みさとさん、湯川絢加さんが受賞した。
上野校長は「生涯にわたり、自己研さんを積み和歌山の医療に貢献してほしい。患者に親しまれて信頼される看護師として活躍してください」と式辞。在校生の送辞の後、卒業生を代表して湯川さんが「ここでの学びは看護師人生の原点になると思う。看護とは何かを考えながらしっかりと努力していきたい」と答辞を述べた。
同校は1991年に開校し、26期生を含めて1247人を輩出している。
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