彩り豊かな2000点 和歌山市中学校美術展
和歌山県和歌山市内の中学生が作った作品が並ぶ「中学校美術展」が7月31日、同市小松原通の県民文化会館大・中展示室で始まった。4日まで。
中学生の作品を幅広い世代の人に見てもらい、また教員の研修の場として開かれている。市内の国公私立中学校20校で1年間に制作された絵画や彫刻など作品約2000点が並び、教員同士の実践報告会も行われた。
年々出品数も増加し、校舎の風景画や日用品を描いた水彩画、合わせ絵のデカルコマニー、絵の具を細かく飛ばすスパッタリングなどの技法をたくさん用いた幻想的な作品、制作過程が分かる生徒のワークシートなど多彩な作品がそろっている。
市立河北中の保科由美子教諭(45)は「各校バラエティー豊かな作品が並び、プロセスが見えるものもある。日頃中学生がどんな学習をしているのか、展示で見てもらいたい」と話している。午前9時半から午後4時半まで。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 中米の民族衣装描く すけのさん3作目絵本(05/02/2024)
- 亡き人、ペットへ思いを 慈光院で護摩法要(05/02/2024)
- 使い込むほどに味わい 松江さん根来塗展(05/02/2024)
- 片男波干潟でアサリ収穫目指し 和工生が活動(05/01/2024)
- 「ゴミ拾い王決定戦」 和歌山高校で(04/28/2024)