府県越えの移動に警戒 和歌山市が調査を開始
和歌山市は16日、新型コロナウイルスの感染拡大防止体制を強化する一環として、府県を越えて市内に移動して来ている車両などの調査を始めたことを明らかにした。
政府の緊急事態宣言が全国に拡大される前から対象地域となっていた大阪府などから、市内のパチンコ、ゲームセンター、カラオケなどの遊興施設への車両の流入が確認されていることから、調査を始めた。
市は14日に1チーム5人の監視チーム2組を編成し、市内の遊技施設や大型商業施設など約30カ所の駐車場において他府県ナンバーの車両の増減などを調べている。
取り組みを公表した時点では緊急事態宣言は7都府県にとどまっており、尾花正啓市長は、他府県からの流入を止めることは困難とし、さらに増加することに懸念を示していた。
その後、全国に宣言が拡大され、尾花市長は「全国一律に外出自粛の徹底などが期待されることから評価している」とコメントした。
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