和歌山国体に向けて建て替え 打田体育館
和歌山国体に向けて建て替え 打田体育館
昭和46年の黒潮国体を契機に建設された紀の川市花野の打田体育館(同45年7月完成)が、平成27年の「紀の国わかやま国体」に向けて建て直される。 市が新年度予算案に都市公園整備事業として2億7120万円を計上している。
同体育館は黒潮国体時に雨天時のハンドボール会場として活用された。 和歌山国体でも同競技の会場に指定されているが、 照明の明るさなどが現在の国体規定基準を満たしておらず、 老朽化も進んでいる。
市は来年度から国の補助金を活用し、 同体育館周辺を都市公園として再整備(来年度は体育館解体など)する。 その際に体育館などを建て直す。
中村愼司市長は観客固定席900人、 床面積を2000平方㍍以上(現在1582平方㍍)にする構想を明らかにしており、 完成すれば県内市町村自治体が所有する体育館としては最大規模。
市の国体準備室は 「26年中にハンドボール女子オールジャパンの試合開催が予定されているので、それまでに間に合えば」と話している。
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