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桐蔭が快勝で８強　６回に一挙５得点の集中打

【第2試合・3回戦】

田辺	0	0	0	0	0	0	1	0	0	1
桐蔭	1	0	0	0	0	5	0	0	×	6

〔田〕橋本慈、上村―橘〔桐〕坂口、森下―花田▽３塁打＝坂口（桐）▽２塁打＝宮井、橘（桐）

桐蔭は１回裏、１死２塁から木村の中前適時打で１点を先制。２回以降は思うように好機をつくれなかったが、６回は青木の安打を足掛かりに好機をつくり、箕嶋の左前適時打や坂口の中越え適時３塁打などで５点を加えた。

投手陣は坂口、森下の継投で相手を１点に抑え、守備も随所に好プレーを見せ投手陣を盛り立てた。

桐蔭の伊藤将監督は「打者が狙い球を絞り切れず少し芯を外されたが、青木がバント安打で流れを変えてくれた。先発の坂口は捕手と協力しながらゲームをつくってくれた。森下は落ち着いて打者のタイミングをずらし１００点の投球をしてくれた」と笑顔。６回に２点適時打を放った箕嶋は「狙っていた直球をバットの芯で完璧に捉えることができた。それまで打てていなかったので思いきり振った。１本出て良かった」と話し、好救援を見せた森下は「テンポ良く打たせて取り、打者の打ち気をそらすことができた」と胸を張った。