猛暑の2学期始まる 県内小中高校で始業式
和歌山県内の小中高校で17日、始業式があり、短い夏休みを終えた児童生徒が登校した。
新型コロナウイルス感染予防のため、3月から休校が長引き、夏休みは8日から16日までの9日間となっていた。
県立和歌山北高校北校舎(和歌山市市小路、雑賀敏博校長)では、暑い夏休み期間の登校を少しでも快適にするためPTAがポロシャツを寄贈。ポロシャツにマスク姿の生徒が登校した。
始業式は校内放送で行われ、県民歌と校歌が流れた後、雑賀校長が「現在の状況が良くなるか悪くなるかは分からない。だからこそ、できる範囲でしっかり取り組んでほしい。猛暑の中の2学期なので、新型コロナウイルスとともに熱中症予防にも気を付けて、学校生活で自分の良いところや楽しいことを見つけてください」と呼び掛けた。
3年生の前畑友志君(18)は「就職志望だが、職場体験がなくなり、ウェブ説明会で仕事について知った。夏休みはサッカー部で活動していた。行事ができるか分からない状況だけど、自分も友達も感染しないように過ごしていけたら」、堂西愛加さん(18)は「夏休み中は陸上部でずっと練習していた。学校ではクーラーがついていても換気したり、昼食の時は友達との会話を控えたり、慣れてきたけどやっぱり大変」と話していた。
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