例年より人出少なく お盆休みの片男波海岸
新型コロナウイルス感染症の拡大や、新しい生活様式により、多くの人が例年とは違う過ごし方となったことしの夏。子どもたちの短い夏休みとなったお盆休みのレジャー施設も、例年のように混雑することはなかったようだ。
和歌山県和歌山市の片男波海水浴場では、感染対策のためシャワー室やロッカーの使用を中止。海の家も営業を中止している中でも、お盆休みの前後は9日の1100台をピークに駐車場に1週間で6000台車が入り、海水浴客が訪れた。
管理事務所によると、例年は近畿を中心に最大2000台以上の車が訪れ、砂浜がパラソルやテントでいっぱいになるとのこと。ことしは半分くらいだが、大阪を中心に家族連れや若い人々が多かったという。駐車場では入庫する際にシャワーやロッカーが使えないことを説明するチラシを配布。海水浴客は車内で水着に着替えたり、海水をくんで足元の砂を流したり、工夫して海を楽しんでいたという。
16日以降はお盆ほどではないが、一日100~200台くらいの車が訪れ、また電車とバスを乗り継いで来る学生もいる。事務所では引き続き3密を避けるよう呼び掛けながら31日まで営業を続けるという。
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