宿泊と飲食で協力を GoTo活用の説明会

和歌山県和歌山市観光協会と市は、市内のビジネス系ホテルと飲食店に協力して魅力的な宿泊プランをつくってもらおうと23日、市内のホテルで宿泊業者や飲食店関係者向けの説明会を開いた。

取り組みでは、国のGoToトラベルキャンペーンを活用し宿泊施設と地元の飲食店の食事付きのプランを販売してもらい、利用客が価格の35%割り引きを受けられたり、15%分の地域クーポン券を飲食店で利用できたりする。

この日は、宿泊施設や飲食店の関係者約70人が参加。市観光協会会長を務める尾花正啓市長は「ぜひ魅力ある商品をつくっていただきたい。より多くの人に来てもらえるよう観光協会としても最大限バックアップしたい」とあいさつ。参加者らは説明を受けた後、互いに名刺を交換するなどして交流を深めていた。

市観光協会の利光伸彦代表理事は「新型コロナに勝つためGoToトラベルを思い切り生かし、和歌山の魅力を知っていただきたい。ホテルが和歌山の良いお店を紹介してくれたら」と期待を寄せていた。

取り組みの説明を聞く参加者たち

取り組みの説明を聞く参加者たち