交通安全を啓発 ラッピングトラックが出発
交通安全を呼び掛ける標語などを車体後部に施したラッピングトラックが完成し、8日、和歌山県和歌山市西浜の新栄陸運㈱駐車場内で出発式が行われた。
和歌山西署と34社参加の任意団体、県トラック協会西地区(池田政隆会長)が協力し、県内で初の試み。13㌧トラック3台それぞれの後部ドア全体に「絶対あかんて!飲酒運転」「STOP!あおり運転」「STOP!横断歩道は歩行者優先」と交通安全の標語やメッセージ、イラストがデザインされている。
同署によると運転手だけでなく、他の車の運転手や自転車、歩行者など、全ての人に交通安全を呼び掛けている。3台のトラックは今後、県内だけでなく関東、九州方面などへも走行するという。
島泰弘署長は「トラックが多くの人の目にふれて、交通安全の重要性について再認識してもらうきっかけになってほしい」と話した。
池田会長は「このラッピングトラックに乗る人も見掛ける人も交通安全に意識を高く持ち、交通事故が一件でもなくなることにつながればいい」と話した。
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