災害時に社屋提供 海南市とサンコー協定
生活用品の開発・製造・販売を行う㈱サンコー(和歌山県海南市大野中、角谷太基社長)は、市と「災害支援等の協力に関する協定」締結。大規模災害の発生時には、同社が防災資機材の一時保管場所を提供するなど的確な応急対策を図る。
協定では、南海トラフ地震などの大規模災害発生時に、同社の物流センターを活用し国や県からの支援物資などの受け入れや管理業務の提供、防災資機材などの一時保管場所の拠点として施設を提供することを定めている。また応援部隊や応援車両の集結場所として、同社の駐車場を提供する。
締結式は市役所であり、角谷社長と神出政巳市長が協定書に署名した。神出市長は「同社の協力により迅速な応急対応や復旧につながる。災害が発生した場合も市民の生活が一日でも早く復旧できるよう、同市の防災活動の取り組みに協力してもらえれば」と述べた。
角谷社長は「防災グッズを製造する社として、7月にSDGs宣言を表明し、目標の一つである地域貢献活動として同市と災害時における支援協定を結ぶことになった。有事の際には被害を最小限に抑えられるよう協力していく」と話した。
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