狙いを定めて ライフル射撃体験
ライフルを構える参加者
ライフル射撃競技を多くの子どもたちに知ってもらおうと「ジュニアライフル射撃体験教室」が26から28日の3日間、和歌山市西浜の県屋内ライフル射撃場(早田商店内)で開かれ、約80人の小中学生が参加した。
市体育協会が主催し、「きのくにジュニアスポーツ推進事業」として開催。参加者は光線やデジタル信号で10㍍先の的を狙うビームライフルと、デジタルピストルを体験した。
初日の前半の部には14人が参加。ライフルの扱い方や、競技のルールを学んだ後、国体強化選手らの指導の下、ライフルを構え、的に狙いを集中。射撃を重ねるたびに上達し、高得点を打ち出していた。
参加した和歌山市立雑賀小6年の金井瑠花さん(11)は「屋台の射的から射撃に興味を持ってやってみたかった。ライフルは重かったけど、高得点が出るとうれしい。もっと上手になりたい」とにっこり。県ライフル射撃協会の出来可也副会長(62)は「教室を体験した子どもたちの中から、将来、活躍する選手が生まれると最高ですね」と話していた。
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