2011年04月06日

00.社会/06.特集/私達にできること―和歌山から東日本へ―

県内の旅館、ホテルを被災者に一時提供

和歌山県内の旅館、ホテルを被災者に一時提供

県庁で会見する坂口理事長右と若宮さん

関西広域連合の被災者支援の一環で、県と県旅館ホテル生活衛生同業組合(坂口邦嗣理事長)は5日から、東日本大震災の被災者などへ県内のホテル・旅館の部屋を一時的に提供する。5月末まで(延期する可能性もあり)。

受け入れは3パターンあり、1住む場所が確保できるまでの間、1泊3食付きで部屋を提供する(現在の状況で最長約2カ月可能)2県の公営住宅に移るまでの施設提供(2日ほど)で、1泊3食付き3県内の宿泊施設78カ所が1泊2食付き7000円(通常1万~1万3000円)で宿泊できる(自己負担)。1は岩手県を中心とした被災者で、2は岩手県在住者のみ、3は被災周辺避難者も受け入れる。被災地に派遣された県の職員などが被災者の希望を聞きながら、宿泊場所を決める。

県によると同日現在、県内の県営住宅2戸に10人、市営住宅5戸に18人の被災者が入居している。県観光局長、若宮茂樹さんは 「ホテル組合と連携し、受け皿をしっかり作っていきたい」 、坂口理事長は 「施設間の格差はあるが、業界人としてのおもてなしで応えたい」 と話している。問い合わせは県食品・衛生課(TEL073・441・2620)へ。





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