2011年04月20日

00.社会/06.特集/私達にできること―和歌山から東日本へ―

「がんばれ東北」義援金25万円集まる

「がんばれ東北」義援金25万円集まる

次々に音楽家が登場し演奏した

東日本大震災被災者のためのチャリティーコンサート 「がんばれ東北」 が16日、和歌山市の和歌の浦アート・キューブで開かれた。県出身・在住のクラシック音楽若手ソリスト集団 「音楽工房21」 (波木基子代表)が企画した入場無料の演奏会で、会場を埋めた約200人の聴衆が募金した。集まった義援金25万885円は、全額、日本赤十字社県支部に届けられる。

初めに波木代表(42)が、「出演者一同、一日も早い復興を祈って演奏します。お楽しみいただけましたら、お気持ちを募金箱に入れていただければうれしいです」とあいさつし、マリンバで「ふるさと」 「ツィゴイネルワイゼン」 などを演奏。ピアニストの細田紗希さん(30)も、「日本にまた笑顔が戻りますように、心を込めて演奏します」と語り、いきものがかりの「ありがとう」やリストの「愛の夢」などを披露した。

この日の出演者はほかにノア・トロンボーン四重奏団、ピアノの南方今日子さんと吐前瞬さん、ギターの小谷允城さん、和歌山市交響楽団フルートアンサンブル、Wa・cordaなどの8組17人。それぞれに応援や祈りの気持ちを込めた選曲で、ゴスペル演奏では会場から手拍子もわき起こった。

波木さんは、 「ご来場の方、ご出演いただいた方、コンサートには行けないのですがとお手紙と義援金を送ってくださった方、ありがとうございました」 と話している。





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