2011年06月29日

04.文化・くらし

60回記念で力作そろう 「市展」スタート

第60回記念市美術展覧会

華やかな日本画の会場

和歌山市などが主催する第60回記念市美術展覧会(市展)が29日から、 市民会館で始まった。 初日は大橋建一市長や来賓、 審査員らが大勢参加し、 開会式とテープカットが行われた。 ことしは記念の回とあり、 7部門の応募者数は308人と例年より増加。 レベルの高い力作がそろったという。

3日まで開催の第1会期は日本画、 工芸、 いけ花の3部門作品が展示され、 大勢の美術ファンが訪れている。 2年前から日本画を始めたという同市和佐中の中里江里佳さん(29)は、 「悲しいことの多いこのごろですが、 見ていると心が癒やされ、 描いた方の心が響いてくる。 絵の力を感じます」 と鑑賞していた。

6日からは 「書道」、 13日からは 「洋画」、 20日からは 「写真・彫塑」 が開かれ、 一般の入賞入選作品、 無鑑査・招待・審査員の作品の計583点が展示される。

また、 記念の図録が制作され、 制作実行委員の一人、 小澤清湖さん(64)が大橋市長に、 「みんなの熱い思いがこもった図録です」 と手渡した。





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