|
華やかな日本画の会場 |
和歌山市などが主催する第60回記念市美術展覧会(市展)が29日から、 市民会館で始まった。 初日は大橋建一市長や来賓、 審査員らが大勢参加し、 開会式とテープカットが行われた。 ことしは記念の回とあり、 7部門の応募者数は308人と例年より増加。 レベルの高い力作がそろったという。
3日まで開催の第1会期は日本画、 工芸、 いけ花の3部門作品が展示され、 大勢の美術ファンが訪れている。 2年前から日本画を始めたという同市和佐中の中里江里佳さん(29)は、 「悲しいことの多いこのごろですが、 見ていると心が癒やされ、 描いた方の心が響いてくる。 絵の力を感じます」 と鑑賞していた。
6日からは 「書道」、 13日からは 「洋画」、 20日からは 「写真・彫塑」 が開かれ、 一般の入賞入選作品、 無鑑査・招待・審査員の作品の計583点が展示される。
また、 記念の図録が制作され、 制作実行委員の一人、 小澤清湖さん(64)が大橋市長に、 「みんなの熱い思いがこもった図録です」 と手渡した。
|
04.文化・くらし - 同カテゴリの記事
|