校庭に新しいポプラ植える 池田小児童会

紀の川市立池田小学校
大きなポプラを背に苗木を植える児童会のメンバー

 紀の川市立池田小学校 (同市南中、 山本善啓校長) の校庭に植えられた推定樹齢50年以上、 高さ25㍍のポプラの木2本のうち、 1本が9月の台風15号で倒れたことを受けて、 児童会は21日、 ポプラの苗木を同じ場所に植樹した。

 同校には 「ポプラ学級」 と名付けられた特別支援学級が2学級ある。 2本のポプラの木は、 同学級や同校のシンボルとして長年親しまれていたという。 シンボルの1本が倒れ、 ショックを受けた児童やその保護者らが、 学校に植樹を提案していた。

 植樹は昼休みに行われ、 約50人の児童が交代で土をかぶせた。 中には 「僕たちのポプラの木」 と声を上げ、 喜んでいる児童もいた。

 児童会の城口結衣児童長 (6年) は 「夏にポプラが倒れているのを見てショックでした。 この苗木が前のポプラぐらいになる時には 『私たちは何をしているのかな』 と考えると楽しみです」 とにっこり。

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