智弁、最終回に打線爆発 ベスト4進出


本塁打を放った沼倉(智弁)

 大会11日目の第2試合は智弁が粉河を13―3で下し、8年連続22回目のベスト4進出を決めた。

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9
智 弁 13
粉 河

 〔智〕土井、原―長、川崎〔粉〕若林、清原、木村、鹿谷―乾▽本塁打=沼倉(智)▽3塁打=阪本(智)▽2塁打=土井、嶌(智)

 智弁は1点リードで迎えた最終回、先頭の沼倉が右越えに本塁打を浴びせ1点を追加。これで波に乗った打線はこの回打者13人、4四球と6本の長短打を集める猛攻で一挙に9点を奪って試合を決めた。投げては先発した土井が6回3分の1を1安打の無失点で切り抜けると、後を継いだ原がリードを守り抜いた。

 髙島監督は「打線が打てたので自信につながる。次の試合もいつもと変わらず智弁のペースで戦いたい」と話していた。

粉河 踏ん張りきれず 粉河は4点を追う8回、連打と四球で1死満塁と攻め、スクイズで1点を返上。さらに相手投手の暴投で1点を加点すると、乾が左前にはじき返し1点差に詰め寄った。だが最終回に智弁の猛攻をしのげず、4強はならなかった。

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