来月25周年公演 タップダンス「ぽこ・あ・ぽこ」
当日に向けて息の合ったタップを踏むメンバー
静まりかえった夜のコミュニティセンターに、カチカチと軽快な靴音が響く。和歌山市内などを練習場に、タップダンスの練習に励むのは、25周年を迎えたタップダンス教室、スタジオぽこ・あ・ぽこ(岩出市南大池、田中美和代表)のメンバー。9月2日に和歌山市民会館小ホールで開かれる記念公演「和歌山シアタータップダンスフェスティバル」に向け、練習にも力が入っている。
小学校2年生から70代のメンバー約20人が汗を流し「25年間の集大成。タップダンスの魅力がたっぷり詰まった公演にぜひ足を運んでください」と来場を呼び掛けている。
教室は昭和62年に県内唯一のタップダンス教室としてスタート。タップの魅力を発信しようと、和歌山にちなんだ曲をアレンジした和風タップや、ぶんだら節をアレンジしたタップなど、趣向を凝らしたさまざまなタップを紹介。ポルトガルやフランス、オーストリアやポーランドなど海外公演も多数重ね、ダンスを通じた文化交流を図ってきた。
記念公演にはプロ・アマを問わず、関西各地から幅広い年齢層のダンサー約50人が参加。紀の川市の歌手、宮本静さんや山本友彦さん(ピアノ)、ロックバンド「ザ・ビート」が友情出演し、県内でのタップダンス公演としては初の関西規模となる。
公募による子どもたちのタップダンスの体験ステージがある他、ジャズスタンダードナンバーを中心に、生バンドの演奏や歌声に乗せた華麗なタップも見どころ。
午後5時半から。前売り・当日とも2000円。未就学児無料。チケットは同教室や市民会館、ミュージックマートイワキ狐島店で取り扱っている。問い合わせは田中代表(℡090・3719・2603)。
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