古川高晴さんが銀メダル獲得報告
帰国後初出勤し、報告会で祝福を受けた古川選手(中央)
ロンドン五輪のアーチェリー男子個人で銀メダルに輝いた古川高晴選手(28・近畿大学生物理工学部職員)が23日、 勤め先である紀の川市西三谷の同学部和歌山キャンパスに帰国後、 初出勤。 報告会が開かれ、 職員ら約120人から祝福を受けた。
古川選手は同日午前8時半ごろ、 大学へ出勤した。 報告会では職員らの温かい拍手で迎えられ、 首から銀メダルを掛けて会場に姿を現した。 細井美彦学部長は 「同じ職場の仲間がメダルを獲ることは誇らしい。 学生にも大きな夢と希望を与えてくれた」 と活躍をたたえた。
その後、 くす玉を割って祝福し、 花束を贈呈。 古川選手は 「このメダルは皆さんの支えがなければ獲れなかった」 と感謝し、 出席した職員らにメダルを披露。 古川選手は 「一年一年、 確実に成長し、 和歌山国体で優勝、 次のオリンピックではもう一つ上のメダルを狙いたい」 と話した。
古川選手の五輪出場は今回で3回目。 初出場のアテネでは 「出場できたことに満足してしまった」、 前回北京では 「力み過ぎた」 といい、 今回は 「リラックスして挑むことができた。 準決勝で勝ってメダル獲得が決まったので、 決勝戦は当たって砕けろという気持ちで臨んだ」 と振り返った。
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