次期衆院選へ 自民の門さんが決起集会


支持者とガンバローコールでこぶしを振り上げる門さん

 次期衆院選、和歌山1区への出馬を表明している門博文さん(47)=自民党=の決起集会が5日、和歌山市民会館で開かれ、近いうちにあるとされる総選挙に向けて支持を呼び掛けた。 約1500人収容のホールからあふれる約3000人(主催者発表)が足を運んだ。

 自民党県連会長の二階俊博衆院議員や仁坂吉伸知事が来賓として出席。 二階議員は 「1区は県都。 2区3区を引っ張っていってくれる人になってほしい」 と激励。 仁坂知事は 「経営者として実績がありながらも、 全てを投げ打って頑張っている。 これを応援せずにはいられない」 と人柄を高く評価した。 また、 門さんと親交がある歌手の松山千春さんから、 札幌のラジオ局で録音した音声メッセージも届いた。

 マイクを握った門さんは第一声で 「市内を回っていると、『前回選挙のわびはあったのか』と指摘をいただきました」として頭を下げた。そして自身の経済界での経験を挙げ、「ホテルやテーマパークで『どうやったら人が集められ、利益を残せるのか』を考えてきました。この経験を政治家としての活動に生かし、和歌山が経済的に発展する礎になりたい」と訴えた。

 門さんはかつらぎ町出身、ロイヤルパインズ㈱元社長。和歌山1区では現職の岸本周平衆院議員(56)=民主党=が再選を目指している他、新人の国重秀明さん(51)=共産党=が立候補を表明している。

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