和歌山土産にブッセ 県洋菓子協会が開発
「お菓子で地元に貢献できれば」 と話す児嶋副会長
洋菓子で県の土産物を作ろうと、 県内の洋菓子店オーナーら54人でつくる県洋菓子協会 (駒井良章会長)は、 県産フルーツを使ったスイーツ 「みかんブッセ」 を開発した。 シュー生地のようなブッセの中に、 煮詰めたミカンジュースと生クリームを合わせたクリームをサンド。 ミカン以外にも季節に応じたフルーツを使って展開していく。 来年1月中旬から県内15の洋菓子店で販売予定。
同協会が 「和歌山のおいしいフルーツを使って、 何か自分たちで地域に貢献できないか」 と初めて企画。 先を見据え、 洋菓子店だけでなくカフェなどでも販売できるように、 菓子店のオーナーたちが試食を重ね、 試行錯誤しながらレシピを完成させた。
大きさは直径約6㌢、 高さ約6㌢。 ブッセの軽くて軟らかな食感に、 ほんのりとミカン風味の甘酸っぱいクリームが口いっぱいに広がる。 価格は1個150円。
児嶋悟副会長(45)は 「本当においしく出来上がった。 和歌山のブランドになって、 県内外の人に食べてもらえるようになればうれしい」 と話している。 販売予定店舗は次の通り。
和歌山市=㈱サブール、 エルヴェ洋菓子店、 春栄堂▽海南市=ヒロ・マルイチ▽岩出市=ケーキパーラー・ナルセ▽有田市=レピマルカ、 クスギン洋菓子店、 カンパーニュ ミツムラ▽有田川町=ケーキハウス カーポート▽みなべ町=菓子工房かつら▽田辺市=ケーキの幸屋▽新宮市=エンゼル洋菓子店、 お菓子工房リンツ
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