直川が優勝 県小学生バレー新人大会和歌山市予選女子


力強いスパイクを打つ直川・平田

 第24回県小学生バレーボール新人大会和歌山市予選女子の部が、 このほど和佐中の河南総合体育館で行われ、 直川が優勝した。 決勝では福島と激突、 序盤はシーソーゲームとなったが、 エース平田を軸に中盤からリードを広げた直川が、 セットカウント2―0で快勝。 各コートでフルセットの接戦が相次ぐ中、 直川だけは全試合ストレートの完全制覇を達成した。 3位には和佐、 和歌浦が入り、 4強とともに県大会出場枠の第5代表は楠見が獲得、 創部以来初の切符を手にした。 しんぽう写真館はこちらから

 ◇決勝
直 川2(21―15、21―10)0福 島
 12チームが県大会出場を目指して、 トーナメントで熱戦を展開。 決勝では直川・平田、 福島・三塩と、 ともに左のエースを擁する両チームが顔を合わせた。 第1セットは立ち上がりから得点を奪い合い、 一歩も引かない攻防となったが、 6―6から平田のブロック、 スパイクが連続で決まり直川が2点をリード。 試合の流れをつかんだ直川が別所のパスアタックや仲川のサービスエースで、 粘る福島を突き放し21―15で先取した。

 勢いに乗る直川は、 第2セット開始から、 平田のサーブをきっかけに9点を連取。 優位に立った直川はレシーブもさえ、 福島に反撃を許さず21―10で連取した。

 直川の大塚監督は 「毎週日曜日に練習試合を続け、 実戦から力をつけてきた。 みんな声を出しよく頑張った。 県大会では一番てっぺんまで行きたい」 とし、別所主将も「チームワークで勝てた優勝だと思う。 県では一つでも多く勝ちたい」 と意欲を見せた。
 《直川少女》監督=大塚栄男▽コーチ=藤木博文▽主将=別所愛心▽選手=仲川真菜美、 平田涼羽、 川嶋華恋、 坂本陽菜、 前奈桜、 川嶋凛、 西口綾子