露店主ら20人緊急研修 福知山の爆発事故受け
携行缶の使用方法についてあらためて説明があった
今月15日夜に京都府福知山市の花火大会で60人の死傷者が出た爆発事故を受けて和歌山市消防局は26日、同局で緊急の火災予防研修会を開き、あらためてガソリンの取り扱いについて注意を呼び掛けた。
会場には、露店主などでつくる和歌山移動店舗協組合員ら20人が参加した。講師の消防職員は、ガソリン携行缶からの燃料注入時は、必ず調整弁で缶を減圧する▽気化したガソリンは空気より重く、想像以上に地面に広がる▽引火した場合、水での消火はできないので、適切な消火器を使用することなどを説明した。
参加した同組合の久保勝紀副理事長(61)は「燃料の危険性は十分に認識できているので、これからも各店舗に指導し安全に運営したい」と話していた。
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