和大付属小 ファミマで「子ども店長」


笑顔でレジでの接客をする児童たち

 和大付属小学校の3年C組の児童は11日、和歌山市内のコンビニエンスストア2カ所で、一日限定の「子ども店長」として大奮闘。店頭に立ち元気いっぱい呼び込みをしたり、接客や販売の仕事に挑戦した。

 同クラスでは、社会科と総合的な学習の一環で、地域のスーパーやコンビニエンスストアについて学習。それぞれの店の特徴や工夫などを知ったという。学んだことを自分たちのまちづくりに生かそうと、店頭での活動を企画。この日のために集客のアイデアを出し合ってきた。

 この日、七番丁のファミリーマート和歌山ロイネット店では「3C・おもてなC!!」を合言葉に、15人が体験。入り口では、店の魅力をあいうえお作文風に仕立て、ピアニカなどの演奏に乗せて通行人らにPR。レジでは買い物客を笑顔で迎え、商品と釣り銭の受け渡しをしていた。

 平希帆(まほ)さん(9)は「お客さんに喜んでもらえるように笑顔で頑張った。ジュースコーナーの裏側には工夫がいっぱいでびっくり」と笑顔。担任の梶本久子教諭(47)は「子どもたちが、人やモノとの関わりや体験を通じ、いろんな働き掛けができるようになれば」と話していた。

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