NBL開幕 トライアンズ2連勝で好発進
両チーム最多となる29得点の川村が果敢に攻める(29日、第2戦、トライアンズ提供)
ことし新たに発足した男子プロバスケットボールリーグNBL(ナショナルリーグ)が9月28日に開幕し、和歌山トライアンズは敵地・熊本で熊本ヴォルターズと対戦。危なげなく快勝した初戦に加え、第2戦は逆転大勝利を挙げ、開幕2連勝で好発進を切った。
〔第1戦〕
和歌山トライアンズ87(19―12、24―10、21―21、23―17)60熊本ヴォルターズ
28日の初戦、先発は木下博、パーカー、リカート、中務、川村の5人。中務が記念すべきチーム初得点を挙げると、リカート、パーカー、青野がインサイドで力の差を見せ付け終始トライアンズペースで快勝。パーカー、リカートがともに得点とリバウンドで2桁の記録を残すなど、幸先の良いスタートを切った。
〔第2戦〕
和歌山トライアンズ100(23―24、19―25、33―26、25―19)94熊本ヴォルターズ
29日の第2戦は、互いに一歩も譲らない大接戦となった。熊本が7点リードで折り返した第3クオーター、川村が立て続けに3点シュートを決め、追撃のきっかけをつかむと、リック、パーカーがゴール下でパワーを見せ付け同点に追い付いた。第4クオーター、大事な場面で内海が3点シュート、木下博がフリースローをきっちり決め、和歌山が2勝目を決めた。
川村が両チーム最多の29点、リックが26点、パーカーが25点の大量得点を挙げ、5日のホーム開幕戦に向け好発進を切った。
ジェリコ・パブリセビッチヘッドコーチは「最後まで戦い続けて勝てることを信じていた。この勝利は選手全員が貢献した、チーム全員で勝ち取った勝利。苦しい中で勝利をもぎ取った選手にはおめでとうと言ってやりたい」と選手をたたえた。
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