甘酒で冬を健康に 淡嶋神社で大祭
無病息災を願う甘酒が振る舞われた
甘酒で無病息災を祈る淡嶋神社(和歌山市加太、前田光穂宮司)の秋の大祭「甘酒祭」が3日執り行われ、県内外から多くの家族連れらが参拝した。
同神社の祭神「小彦名命」(すくなひこなのみこと)は医薬、酒造りの祖神とされており、同祭では冬を健康に過ごせるようにと願いを込め、無病息災のご利益がある甘酒が参拝者に振る舞われる。
神事ではクリやイモなど秋の収穫物を祭神に奉納し、前田宮司が厳かに祝詞を読み上げた。その後境内で、ことし収穫した米で作られた温かい甘酒が参拝者に振る舞われた。
泉佐野市から訪れた、妊娠8カ月の北谷沙織さん(25)は「毎年楽しみに来ています。元気に赤ちゃんが生まれてくれることを願います」と笑顔で話していた。
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