名前に「山」付く3県の経済同友会が交流会

廣貫堂資料館で富山の薬に関する説明受けた
廣貫堂資料館で富山の薬に関する説明受けた

 県名に「山」の付く富山、岡山、和歌山3県の経済同友会でつくる「三山(みやま)経済同友会」の第4回交流会が22、23の両日、富山県内で開かれ、役員ら47人が参加。「薬都とやま」についての知識を深めるとともに、地域経済の発展に向けて情報交換し合った。

 初日は富山市の製薬会社、㈱廣貫堂を視察。富山の特別顧問の中尾哲雄氏が歓迎のあいさつ。和歌山の代表幹事の樫畑直尚氏が「富山は教育レベルが高く、成功の秘訣(ひけつ)を勉強したい」と話した。

 富山の副代表幹事で廣貫堂会長の塩井保彦氏が富山の薬業の歴史と今について説明。参加者は同社の資料館や工場を見学した。続いて富山に置き薬「反魂丹(はんごんたん)」を伝えた岡山の医師、万代常閑の遺骨をまつった妙国寺を訪れた。

 翌日は、国宝瑞龍寺(高岡市)や世界文化遺産・菅沼合掌造り(南砺市)なども訪れた。

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