有功に高齢者2施設竣工 紀伊松風苑

江川組の江川社長㊨に感謝状を贈る横山理事長
江川組の江川社長㊨に感謝状を贈る横山理事長

 和歌山市園部の社会福祉法人「紀伊松風苑」(横山申彦理事長)は14日、来月1日に有功地区にオープンする認知症対応型グループホーム「紀伊松風苑ひだまりの家」と、地区初の小規模多機能型ホーム「紀伊松風苑そのべの丘」の竣工式を行い、来賓ら約20人が完成を祝った。今月17、18の両日午前10時~午後4時に施設内覧会を開く。

 小規模多機能型ホームは、デイサービス、宿泊、ヘルパーの3つのサービスを行う施設。横山申彦理事長は「皆さまのおかげで明るくモダンな建物が完成した。松風苑47年の介護経験を生かし、介護予防から重度のターミナルケアまでトータルな介護を充実させ、地域の核となるよう努めたい」とあいさつ。

 来賓の大橋建一市長代理、小松孝雄・市福祉局長は「市では介護や支援が必要な高齢者に対応する地域包括ケアシステムの実現に向けた取り組みを進めているが、紀伊松風苑は常に質の高いサービスを提供してくださっている」。友人代表の長坂隆司県議は「無事竣工の日を迎えられおめでとう。県のトップリーダーとして地域に愛される福祉の中核施設としてさらに発展されますように」、同地区連合自治会長の川端秀和さんが「素晴らしい施設の完成おめでとう。いつも有功地区にご協力いただき感謝」とそれぞれ祝辞を述べた。

 続いて、横山理事長から、設計施工を手掛けたRYO設計の藤白修司氏と㈱江川組の江川弘章社長に感謝状が手渡された。

 横山眞理子総施設長は「社会福祉法人として何ができるのかを日々考え、精進していきたい。利用者の皆さまが自分らしく笑顔で過ごせるようサポートできれば」と話していた。

 施設についての問い合わせは同法人(℡073・455・3676)。

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