県内IR誘致に反対声明 和歌山弁護士会
県と和歌山市がカジノを含む統合型リゾート施設(IR)を同市の和歌山マリーナシティへ誘致する活動を進めていることに対し、和歌山弁護士会(畑純一会長)は16日、誘致に反対する会長声明を、県や市、政府、地元選出議員などに送付した。
声明では、IRを合法化するIR推進法について、①ギャンブル依存症患者・多重債務者のさらなる拡大②青少年への悪影響③暴力団の関与及びマネー・ロンダリング――などの問題点があると指摘している。
ギャンブル依存症対策として、仁坂吉伸知事と尾花正啓市長がカジノを外国人専用とする考えを示している点については、IR推進法の審議段階で否定されている方法だとして「極めて非現実的」と批判。「そもそも、日本人の利用を制限すればよいという見解は、カジノが害悪であることを自認するものにほかならない」と、誘致に強く反対している。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 奉仕を胸に50周年 国際ソロプチミスト和歌山(05/26/2022)
- 医療従事者に感謝 明治安田生命が思い届ける(05/26/2022)
- たま電車に大興奮 医療的ケア児の初遠足(05/26/2022)
- 新規感染は前週比減 高校運動部でクラスター(05/26/2022)
- 和工生の活動支援 国際ソロプチミスト和歌山(05/26/2022)
