知事の査定始まる 県の19年度当初予算編成
和歌山県の2019年度当初予算案に関する知事査定が8日、始まった。仁坂吉伸知事は各部局から59項目の説明を受け、調整する。期間は18日まで。
対象事業は長期総合計画に示した重点課題を解決する新政策が中心。59項目の要求額は約716億円で、うち当初予算が57項目の約711億円。2月補正分が2項目の約5億円。
この日は危機管理局1項目、農林水産部11項目、企画部9項目の計21項目について知事室で査定が行われた。
危機管理局は大規模災害などに対応した防災体制の充実に向け、夜間の防災ヘリコプター運営事業について説明。照明を整備するヘリポートが4市町7カ所である現状を話し、夜間運航体制を整えるため新たに広域防災拠点や燃料備蓄ヘリポートなど12市町村13カ所へ可搬型照明を設置する費用を要求した。
仁坂知事は設置場所などの確認を行った上で「分かりました。よろしいんじゃございませんか」と回答していた。
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